クロムハーツの指輪が最高な理由は「燻し」にあり
クロムハーツの指輪は、世界最高傑作であるのは言うまでもないでしょう。最高傑作に押し上げているのは、独特なデザインセンスにあります。他のブランドにはない尖ったデザインんは、世界中のハートを虜にしています。
そんな尖ったデザインを一際際立たせているのが「燻し」でしょう。クロムハーツの指輪の凹んだ部分が、黒く染まっています。これはペンキや塗料で黒く染めているのではなく、黒くなるように加工しているのです。凹み部分を黒く加工することにより、デザインが立体となりよりクールでスタイリッシュな仕上がりになります。
シルバーが黒くなる理由は?
シルバーが黒くなる理由は、硫化銀によるものです。クロムハーツの指輪がどんなに優れていたとしても、何もせずにそのまま放置すれば変色していきます。空気中に含まれている「硫化水素」が指輪の素材に使われているシルバーと反応し、表面が硫化銀化しているためです。
本来であれば硫化銀化は、嫌われる存在。シルバーアクセを愛用する者としては、関わりたくないものです。そんな嫌われ者を取り入れて上質なファッションに昇華させているのが、クロムハーツ。お見事としか言いようがありません。
燻しが取れることもある
どんなに大切に扱ったとしても、燻しが取れることがあります。黒の部分が取れて全てシルバー一緒になったら、クロムハーツ独自のスタイリッシュさが半減するでしょう。
燻しが取れてしまう原因は色々とありますが、大元の原因となっているのが「メンテナンス」です。「専用のシルバークリーナーで指輪を丁寧に磨いたら、燻しまで取れてしまった」という話は、本当によく聞きます。
燻しが取れてしまったら?
万が一にもクロムハーツの燻しが取れてしまったら、専用の業者に頼むしかありません。燻しを出せるツールは販売はされているものの、素人が下手に手を出したら大事故に繋がります。クロムハーツのデザインはあまりにも繊細です。そんな繊細に素人が下手に手を出せば、取り返しがつきません。
でも専用の業者であれば、丁寧に燻しを復活してくれるはずです。